掃部山公園
近所にある私のお気に入りの公園へ行ってきました。
そこは春夏秋冬さまざまな木々が生い茂り緑のトンネルに覆われています。
小高い丘状になっているので、周囲を回り込みながら登っていき
頂上(といっても10分も歩きませんが)へたどり着くと3〜40㎡くらいの広場になっています。
近所の子供達が学校帰りに遊んでいる光景をよく目にします。
桜の木がたくさん植えられていて春はこの広場が花見スポットとして大盛況なのです(^o^)
昔はこの広場から横浜港が一望できたほどで 広場の高台には幕末幕府の大老でありながら開国論者であった井伊直弼の5m超の銅像がドカーンと奉られています。
銅像の下には 井伊掃部頭直弼(いいかもんのかみなおすけ) と書かれています。
私の尊敬する兄(テストに出ない歴史の授業専門)の解説によると、「かもんのかみ」というのは幕府の役職の名称で「清掃大臣」みたいなものだと。
まぁ幕末の動乱期なので「清掃=ゴミをなくす」というのは深い意味を含んでいる様な気がするが。。。
とにもかくにもこれだけ大きな銅像が奉られているのは横浜の人々に愛されていた紛れもない証拠だと兄は力説していました。「だって桂浜の坂本龍馬級だよ?!」 うん、まぁ確かに。
不思議でした。
20代の整理整頓をするべく選んで住み着いた近所に、掃部守の聖域があって 知らず知らずのうちにその公園を自分のパワースポットに選んでいた偶然が。。。
今の時期は桜も緑の葉だけを残し緑のトンネルの役割をしています。
およそ樹齢100年超のものが大半です。
その木々の下でもうアサガオが芽吹き始めていました。
梅雨入りまでもうしばらく
いつも晴れた気をもらえる私の大切な場所です。