心頭滅却
友人が贈ってくれた蓮の花の画
今日は誕生日
まずは
両親と話せて良かった
今オレが活力をもって生きられるのも
2人のお陰
活力がなくて
息してるだけの人形のような時期もあった
それでもオレを見守っていてくれてありがとう
彼と彼女は全てを知っている
だから自分にとってはかけがえのない存在
というわけじゃない
でも全てを知ったうえで見守っていていくれて
ありがとう
感謝します
言葉では足りないな
親に感謝するって ... どうしたらいいんだろう?
言葉で「感謝します」とか「ありがとう」って簡単だし
態度で 行動で 贈物で ... どれをしても2人には足りない
どうしたら 伝えられるんだろう ...
電話する前に悩んだ
どう表せばいいんだろう 感謝って難しい
結果 とにかく 今生き生きしている近況を伝えるにしかならなかった
・・・・・・
自分の誕生日って
親が 親になった記念日
ここ2、3年そう考えるようになった
自分は親になったこともないけど
きっと感動の日だったに違いない
オレは3男だから
その感情は薄れてたのかもな
であれば
大人になってからの感動のカウンターを
沢山あびせてやりたい
ただただ、電話越しに
感謝しているよと伝え
健康であって欲しいとだけ伝え続けた
・・・・・
生きる活力
生きる喜び
誕生日ってそんなことを改めて感じる
考える
親父は報告をくれた
オレがガキの頃通っていた書道教室
書の師である村上先生が先日亡くなったと
小学校6年生の卒業記念に師に書いて戴いた
「心頭滅却」の四字
オレが頼んで書いて戴いた作品だ
今でも実家には額に入れて飾ってある
何故 その四字を選んだのか
オレのみぞ知るオレの本音
親父は見事に貫いていた
今のオレに 33歳になった誕生日のオレに
オメデトウよりも先にそのことを知らせてくれた
「心頭滅却であれ」
オレが選んでオレが自分の座右にした言葉だ
忘れるなかれ
33歳になった
33は 長嶋茂雄が監督として第二の人生をスタートした背番号
ここで人生をチェンジするターニングポイントかもしれんな
電話ごしに親父が最後にもらしたギャグだ
「母さんにかわるぞ」
そう言って受話器を運んだ親父に
「今日はアリガトウ」
と言ったけど
聴こえてなかっただろうな・・・。
・・・・・。
光亮は心頭滅却に生きます
誓います。
村上先生
そして
両親へ
ありがとう