手書き
7月31日は父の誕生日だ
67歳になる
67歳の大先輩へ 何をプレゼントしたら良いのか
どんな言葉をかけたらいいのか
悩みに悩んで 答えが見つからないまま その日になりそうだ
何となく オレと父の関係は異様だ
父と言うより師と言う間隔の方ガ強い
本来なら一緒にメシでも食いに出かけたい
何よりも時間を割いて父の話に付き合う事が一番だと思っている
でも未熟なオレが相手では父には物足りないだろう
この距離感が一番いいのかもしれない
もっと一端な人間になるまで
どうか健康でいて欲しい 生きて見届けていて欲しいものだ
迷惑を沢山かけた分 勝手にそう慕っている
手紙は、やはり激励の言葉にした
67歳になる爺様を焚き付けるような原点回帰の文を書いた
師は死しても師であって欲しい 弟子の勝手な想いである
息子より