Sanoの館

ここはsanoの館です。気長にお付き合い所望する!

ウツクシキモノ

美しいものなんて考えた事もなかった

 

勝つか負けるかの利己主義の教育の中で生きてきたし

 

白黒ハッキリさせる環境を求めた多感な青春期には

 

ツクシキモノへの感性は欠乏していたのは確かだった

 

 

20代に入っても根っこはあまり変わらなかったなと今では思う

 

レーベル事業と出版事業を運営していた20代は

 

メジャーレコード会社やインディーレーベルから毎月聞ききれない程の新作CDが届き

 

HIPHOPを中心に洋楽邦楽問わず音楽は常に耳元にあった

 

でも 表現に対する物差しは狂っていた時期だったかもしれない

 

 

 

30歳になった年に「ウツクシキモノーAI」の曲に出会った

 

この頃は会社をたたんで再起を計ってた頃だった

 

20代が群れた猛獣だとしたら30歳のこの時期は孤高の狼だった

 

自分との闘いに感性も研ぎすまされていただろう

 

f:id:sano8107:20141017010400j:plain

 AI-ウツクシキモノ



この映画は知らない

 

AIの歌が素直に好きになれた

 

ツクシキモノを美しいものだと素直に感じとることが出来た

 

 

どんな音楽にハマっていたかによって

 

自分の当時の精神状態のようなものが浮き彫りになってくる気がする

 

音楽って自分にとってそんなようなものなのかな

 

もう1人の自分を映し出す鏡のような

 

その時どんな事を考えたり思ってたのかなってのは

 

当時聴いてた音楽から回想できることが多い

 

どんな曲がCLASSICになるのかは 当時の自分の状況によるだけだと思う

 

だから いつでも 音楽は 自分を照らしている灯台のようなもの

 

どう映るかは自分次第

 

どう映ろうが全て自分なので

 

どれもこれもCLASSICになっちゃうよねっw

 

意味ワカランイリュージョンになってきている気がするので

 

ここらでカット(=_=")

 

 

ツクシキモノを美しいと感じた当時の心の有り様を

 

忘れないようにしよう

 

好きなことを好きと

 

愛しい人を愛していると

 

感じられる感性を

 

少しずつでも 育んでゆきたい

 

と思った

 

じゃ 寝よう... Zzzz